ろぐろぐ

記録色々

練習・習慣化初期のいくつかの壁ってどうしたら乗り越えられるのか

何かを始めるときの初期の壁って割と大きい上に立て続けにある

 

習慣化のコツって色々あるんですけれども、成果を出すために最初から大きなことをするのではなくて、ほんの小さなことをことを毎日確実にしていくことが脳の働きからしても理にかなった方法だったりします。

 

が。

 

これなら気軽にできるだろうというところまで作業を小さくしたところで、一歩踏み出すところからいくつも壁というか段差というか、そういうものが連続するように思います。

 

何かを始めた時の初期の壁

その最初の壁というのが

  1. それでも初めの一歩を踏み出す壁
  2. もっと優先するべきことがあるのではないかというきもち
  3. うまく計画できない
  4. 目に見える効果がない

ということ。

 

私も三十年以上、よく「よし、これを身につけよう。習慣化しよう」と決めては挫折してきたクチの人間です。

振り返ると上記のことでだいたい3日〜一週間程度でやる気がしぼみ、数日放置してしまって「あ、やっぱダメだったわ」を繰り返すパターンの多いこと!

 

それぞれに要因、理由が考えられるんですが、今回は

 

 2.もっと優先するべきことがあるのではないかというきもち

 

の件について書きます。

 

「私何やってるの?」を乗り越える方法

ここでちょくちょく記録としてUPしてきたんですが、私は二月からずっとタイピングの練習をしております。

なんで今更、なんですが、ずっと自己流タイピングをしていて

  • もっと早く正確に打てたら効率も上がるだろう
  • ブラインドタッチができないわけではないしタイピングに不自由ないスピードだと自負しているけれども、やっぱり定期的に手元を見ないとズレてタイプミスが増える
  • ぶっちゃけかっこ悪い(コンプレックス)

だったのでこれを機に一念発起して矯正しようと決めたんです。

 

 

ここで頭をもたげたのが「もっと優先するべきことがあるのではないか?」という気持ち。

何故ならば、矯正しなければならないほど現状困ってもいないし致命的でもないわけです。

自己流でそれなりのスピードで入力できてかつ仕事に差し支えはなかったので。

けれども黙々と50音をひたすら入力する練習と二つのタイピングサイトを使ってタイピング練習をすると思うんです。

「何やってるの私」

って。

特に黙々と表計算ソフトに50音の入力をしているときは非生産的この上ないわけです。

この20分30分でどれだけのことができるんだろうとか、それこそもっとやることがあるんじゃないのかとかすごく頭の中にちらつき、ミスが増え、タイムロスを発生させるという…

そしてまた「何やってるの私」のループ完成です。

 

これを乗り越えられたのは、タイムを計ったりタイピング練習サイトで目に見える数字や評価を更新するという楽しみの要素に加えてやはり

 

「何故これをしようと思ったんだっけ?」

 

という原点をチラつかせて頭の中の雑音を打ち消すことと、気が散ってることに気づいたらすぐさま目の前の作業に集中すること。

これ最近筋トレの時にも実感しています。

気が散るのは仕方がない。

大事なのは気が散ったことに気づいたら、画面なり筋肉なり目の前のことに集中することに意識を向けること

そして原点を思い出すこと。

目標を達成した時どうなるのかという理想を一瞬で頭に思い描くこと

これで作業に意識を戻せます。

逆に言うと、「どうしてそれをするのか」はやはり具体的に描けないとダメなんだなと実感しました。

 

結果的にひと月半弱経ちましたが、現状タイピング練習は続いています。

最近は初期の頃によく感じた「何やってるんだろう」「もっとやることがあるだろう」と言う気持ちは減りましたし、頭の中によぎっても意識の切り替えができるようになってきました。

そしてひと月も続ければだいぶ様になってきたように思います。

成果の実感が感じられるとやはり気持ちが変わってきます。

 

そんなわけで、タイピング練習からの私の気づきでした。